A2N01とは?【強度・比重・ヤング率・硬度】機械的性質と使い方

ここでは、A2N01を使って機械部品の設計するときに必要な情報として、化学成分や機械的性質などJIS規格の内容を整理しました。

また、比重やヤング率などの物理的性質や、A2N01の使い方や耐食性、加工性や溶接性などについてもまとめました。

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A2N01とは

A2N01熱処理型合金Al-Cu-Mg系合金

A2N01は耐熱性があり強度も高い鍛造用の材料です。

油圧部品などに向いています。

A2N01の強度は?機械的性質まとめ

A2N01の機械的性質を下記に示します。

【A2N01の機械的性質(目安値)】

材質引張試験(板厚130超え150以下)
引張強さ(N/mm2耐力(N/mm2伸び(%)
2N01FD-T6343以上275以上4以上

ここにあるA2N01の機械的性質はJISH4140の規格値です。(鍛造によるメタルフローに平行でない試験片)

実際にはサイズや条件により大幅に変化しますのでご注意ください。

A2N01の物理的性質

A2N01の物理的性質は下表のとおりです。これは代表値ですのでご注意ください。
【A2N01の物理的性質)】

物理的性質条件物性値
密度[g/cm3](アルミニウムの標準値)2.7
比重(アルミニウムの標準値)2.7
縦弾性係数(ヤング率)[GPa](アルミニウムの標準値)70
横弾性係数[GPa](アルミニウムの標準値)26
ポアソン比(アルミニウムの標準値)0.33

A2N01の成分

A2N01の成分は下記のとおりです。
【A2N01の化学成分(%)]

SiFeCuMnMg
0.50~1.30.6~1.51.5~2.50.20以下1.2~1.8
CrZnNiTiその他Al
個々合計
0.20以下0.6~1.40.20以下0.05以下0.15以下残部

A2N01の関連規格

A2N01は下記のJIS規格で規定されています。

規格番号規格名称A1050Aの規定有無
JIS H4000アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H4040アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
JIS H4080アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
JIS H4100アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JIS H4140アルミニウム及びアルミニウム合金鍛造品

A2N01の使い方ワンポイント

A2N01の特徴は下記のとおりです。

A2N01の使い方

A2N01は強度の高い鍛造用アルミ合金なので、A6061等の鍛造材では強度が不足する場合に適用を検討します。

銅を含む合金ですので、耐食性については確認が必要です。

この記事を書いた人
DD

機械設計の仕事をしているエンジニアのDDと申します。
技術士(機械)の資格をもっています。
このブログでは、機械技術から日常の中の科学まで、私が興味を持ったことをできるだけ解りやすく紹介しています!

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