A6181とは?【強度・比重・ヤング率】機械的性質と使い方

ここでは、アルミニウム合金A6181を使って機械部品の設計するときに必要な情報として、化学成分や機械的性質などJIS規格の内容を整理しました。

また、比重やヤング率などの物理的性質や、A6181の使い方などについてもまとめました。

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A6181とは

A6181熱処理型合金Al-Mg-Si系合金

A6181はA6061より若干強度が低く、耐食性の良いアルミ合金です。

A6181の強度は?機械的性質まとめ

A6181の機械的性質を下記に示します。

引抜棒の機械的性質

【A7020の機械的性質(規格値)】

材質径、厚さ又は対辺距離(mm)引張試験
引張強さ(N/mm2耐力(N/mm2伸び(%)
A50mmA
7020-T450以下200以上100以上15以上
7020-T650以下280以上240以上8以上

上記の値は、JIS H4040(アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線)で規定されている機械的性質です。

材料のサイズ、質別により大きく変化するため、上記の範囲外の場合は個別の規定が必要です。

A6181の物理的性質は下表のとおりです。これは代表値ですのでご注意ください。

【A6181の物理的性質)】

物理的性質条件物性値
密度[g/cm3](アルミニウムの標準値)2.7
比重(アルミニウムの標準値)2.7
溶融温度範囲[℃]
導電率[IACS%]
熱伝導度[kW/(m・℃)]
縦弾性係数(ヤング率)[GPa](アルミニウムの標準値)70
横弾性係数[GPa](アルミニウムの標準値)26
ポアソン比(アルミニウムの標準値)0.33
線膨張係数[10-6/℃]-196~-60℃
-60~+20℃
20~100℃
100~200℃
200~300℃

A6181の成分

A6181の成分は下記のとおりです。

【A6181の化学成分(%)]

SiFeCuMnMg
0.8~1.20.45以下0.10以下0.15以下0.6~1.0
CrZnV,Bi,Pb,Zr, NiなどTiその他Al
個々合計
0.10以下0.20以下0.10以下0.05以下0.15以下残部

A6181の関連規格

A6181は下記のJIS規格で規定されています。

規格番号規格名称A6181の規定有無
JIS H4000アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H4040アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
JIS H4080アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
JIS H4100アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JIS H4140アルミニウム及びアルミニウム合金鍛造品

A6181の使い方ワンポイント

A6181の特徴は下記のとおりです。

A6181の使い方

A6181は、強度と耐食性のバランスが良い材料であり、A6061と同様、幅広い機械部品に使用できます。

この記事を書いた人
DD

機械設計の仕事をしているエンジニアのDDと申します。
技術士(機械)の資格をもっています。
このブログでは、機械技術から日常の中の科学まで、私が興味を持ったことをできるだけ解りやすく紹介しています!

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